医療秘書科 ブログ

5/22 ジャンプアップ講座

2018.05.23

医療事務科2年 担任の舘岡です(*^-^*)
医療事務科では5月22日(火)に
ジャンプアップ講座として、普通救命講習Ⅰを行いました。
城東消防署の職員の方にお越しいただき
主に、心肺蘇生法とAEDの使い方について教わりました。

最初に応急手当の必要性を学びました。
救急車を呼んでから現場に到着するまで、平均10分程度はかかるそうです。
もし急病人が呼吸停止や心停止している場合は
各臓器に血液が流れなくなりますが、
それによって臓器に損傷が起こるのは、わずか数分後だそうです。
特に脳は、3分を過ぎてしまうと影響が出てくるそうです。
つまり、救急車が到着するまでの約10分間、急病人を処置せずにいると、
各臓器に影響が出たり、死に至るリスクが上がってしまいます。
そこで必要となるのが、応急手当なのです!

応急手当の方法として、今回は胸骨圧迫と、AEDの使い方を教わりました。
胸骨圧迫では、手順を教わりながら、一人ずつ実演してみました。
1分間に100~120回程度、つまり1秒間に2回程度の
スピードで行うので、結構、疲れます……。
胸骨に対して、押す人は腕を垂直にすることと、
自分の体重をうまく使って行うのがポイントのようです。

 

AEDは、音声ガイダンスが流れるので、操作自体は簡単なのですが、
胸骨圧迫を続けながら準備しなければならないので
並行して行うのが難しいと思いました。

 

今回、応急手当について学んだことで、
技術的なやり方はもちろんですが、
もし周りに倒れている人がいたら
その人に声を掛ける、救急車をすぐに呼ぶ、
といった行動を起こすことの大切さも理解できました。
いざという時は、積極的に行動してほしいなーと思います。

 

 

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