情報システム科 ブログ

ただいま、レビュー中!(オブジェクト指向設計)

2018.06.12

「オブジェクト指向設計」という情報システム科・高度ITエンジニア科2年の授業を担当しています。UMLをベースに、ソフトウェアの設計を学ぶ授業です。

UMLというのは、Unified Modeling Language の略ですが、簡単にいうと設計書を記述するための「ルール」です。ただ、その背景にある「オブジェクト指向」の考え方がなかなか呑み込めないので、設計して記述してみても、なんとなくこれがベストかどうか自信がなくなったりするんです。

4月から始まって、今まで「ユースケース図」「クラス図」「アクティビティ図」などを、実際に作りながら学んできました。

現在は、チームで1つのプロジェクト(みんなゲームが好きなので、ゲームをテーマにしてみました)で、試行錯誤しながら、設計作業を進めています。

なかなかテーマがまとまらず、進まないチームもあるのですが、本日は情報共有を主な目的として、チームごとに「レビュー」(打ち合わせ)をしました。

  

なかなか複雑なクラス図です。むむむ、なぜ<Interface>がこんな位置に?、などなど疑問が噴出してきますが、今日は見守りましょう。

和気あいあいは良いけれど、まずい部分は、きっちり修正すること。どういうわけか、「ステートマシン図」の書き方が一番きっちりしているね。

はい、それでは議事録をきっちり提出してください。

おやおや、変なプログラムを見つけたよ。先走って作ってみたのかな?

設計をきちんとすれば、プログラミングやテスト・デバッグが随分楽になるんだけどなぁ。ぜひ真剣に取り組んで欲しいな。

まずは設計が先!きっちり!きっちり!

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