医療秘書科 ブログ
🍀特別講演会🍀
2023.09.27
こんにちは!医療事務科2年の柴田望央です!
今日は、秋田県医師会会長の小泉ひろみ先生による特別講演会がありました。
テーマは、『これからの秋田県の医療』についてです。
始めに小泉先生からの事前アンケートであった
私たち学生が考える秋田の医療についての回答結果をご紹介いただきました。
1年生は人材、人口について、2年生は最新医療や施設について気になっており
似たような集計になるかと思ったのですが、1、2年生でそれぞれ違う考え方がみられ驚きました。
今回の講演を聴いて、特に気になったことは3つあります。
1つ目は、医師の高齢化と若手医師不足です。
秋田県は高齢化が進んでおり、同時に医師の高齢化も進んでいるそうです。
働き盛りの年代の医師が他県に就職されたり、
様々な経験を積むため他県へ勉強しに行く人もいたりするなど
若手医師が少ないことも問題になっています。
その為、業務の効率化、支援ロボットの導入等の機械化、
デシダル化が必要になってくることがわかりました。
2つ目は、患者さんを中心とした情報の共有、医療連携です。
秋田県民のために医療情報を共有する『あきたハートフルネット』や
患者様がどのような暮らしをしたいか、見守る人たちと共有する『ナラティブック』、
『キッズナラティブック』などたくさんの情報共有システムがあります。
さらに現在は、全国に先駆けて山形県と『つばさネット』という医療連携もされており、
安全で安心な医療サービスが構築されてきていると感じました。
3つ目は医師会の先生方の活動についてです。
授業や講演会などでお会いしていた医師会の先生方は、
すべての人が安全に医療を受けるために
イベントや講習会を開いて実際に一般の方に指導を行うなど
『縁の下の力持ちとして医療を支えている』ことがわかりました。
日々の診察もある多忙な中でも、これからの秋田のことを考えた活動を
されていることに感動しました。
私は、これから医療従事者として働く上で秋田の現状を知り
医療を提供する中で今の秋田に必要なことは何かを知るとても良い機会になりました。
秋田の医療はたくさんの医師やスタッフの皆さんの力で成り立っているんだなと実感し、
自分もその一員として秋田の医療を守りたいと思いました。
小泉ひろみ先生、ありがとうございました。
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