高度情報システム科 ブログ

ETロボコン東北大会★競技部門優勝★総合部門準優勝★~4年連続全国大会へ~

2023.10.15

10/8(日)、ETロボコン東北地区大会が盛岡市で開催されました。

秋コアは9回目のチャレンジで、ここ3年間は地区大会を勝ち抜きチャンピオンシップ大会(全国大会)に出場しています。

特に昨年は競技部門と総合部門で優勝と輝かしい成績を収め、今年の学生にとってはとてつもないプレッシャーがかかっていたようです!

昨年(2022年)のETロボコン東北地区大会の様子

出場するのは高度職業実践科3年の2人チームと、2年の3人チーム。

チーム名は3年が「ABC秋田YR3」、2年が「ABC秋田thy」。

現地に到着してすぐに試走を開始します。当日のチューニングが勝負、一刻を争います。

コースは基本的に黒いラインに沿ってスピードを競います。

コース完走後も難所と呼ばれるボーナスステージが続き、完走後の余った時間でボーナスポイントが稼げます。

ETロボコンは、同一のロボットの中に組み込むプログラムの違いで勝負します。

ロボットは全く同じに組み立てられていないといけないので、そのチェックのために「車検」が行われます。

昨年は車検でつまずいたので、今年は入念に準備し、2チームとも一発で車検が通りました!

昨年の経験が生きました。

レースは2つのコースが使われます。

左側のLコースと右側のRコースがあり、左右対称になっています。

2チームずつ走り全チームが終わると、今度はLとRを入れ替えて走ります。

最終結果はどちらか良い方のタイムが採用されるので、チャンスは2回あります。

秋コアの2チームはどちらもRコースから走りました。

Rコースが終わった時点で、3年チームは2位、2年チームは4位!

なかなか好調です。

なお、参加チームは全18チーム(企業4、大学4、専門6、短大1、高専1、高校1、個人1)。

さて、Lコース。

3年チームの走行直前の時点では3位になっていました。

ここから逆転するには、難所と呼ばれるブロックエリアの攻略が鍵になります。

2つの青いブロックはサークルから外れる位置まで移動させ、1つの赤いブロックだけゴールに運搬する必要があります。

↓ブロック運搬(試走時)の様子

ブロック位置は走行直前にランダムに決まりますが、今回は自分たちの攻略上、3箇所のうち左上隅に赤いブロックが来るのがベストのパターンでした。

そして、配置の決定の瞬間・・・。

なんという、強運!!スクリーン左上に赤が!

あとはロボットに託すのみ。

コースアウトしないでほしい!時間に間に合ってほしい!!

赤、青の違いをカラーセンサーを使って判別します。

そして狙い通り、赤ブロックを運搬しています。

1回目のRコースではゴールまで到達したものの、そのあと止まれずコースから落ちてしまいました。

今度はどうか・・!?

見事、無事停止。完全制覇です!!

感動の瞬間でした。

ポイントは48.9で、2位の48.1とわずか0.8ポイント差!

ちなみに2位のチームは昨年のチャンピオンシップ大会で2位(全国準優勝)の強豪でした。

2年生チームはその後順位を下げましたが、それでも5位と健闘しました。

3年生チームは競技部門で優勝し、モデル部門(設計を表現したもの)は3位、結果的に総合部門では準優勝となりました。

おめでとう!

もちろん、チャンピオンシップ大会の出場権も獲得です!

2年生はJASA東北支部賞を受賞。チャンピオンシップ大会出場には届きませんでしたが、立派な成績です。

チャンピオンシップ大会は11/16(木)に横浜市で行われます。

ETロボコン2023チャンピオンシップ大会


昨年は全国の分厚い壁に跳ね返され、30チーム中28位という結果でした。

今年はもっと上位を目指し、これから1か月間ベストを尽くします!

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