高度情報システム科 ブログ

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  • 2018.02.01

    高度ITエンジニア科の1年は現在、インターンシップ中です。

    今回は、県内IT企業である株式会社エスツーさんでの実習の様子を見させてもらいました。

    クラウドサービスを基盤に、アプリケーション開発や教育事業まで展開している大注目企業です。秋田県誘致企業で、グローバルにも活躍しています!

     

    インターンシップ3日目の様子がこちら。

    社員の方とディスカッションをしています。最近採用されたという、海外出身の方とお話ししています。

    毎日いろいろな国の人と話ができます。楽しそうで、うらやましい!

    休憩をはさんだ後は、OJT(業務を通じたトレーニング)です。

    今回はLinux操作と、簡単なWebページの作成からサーバへのアップロードまで体験します。

    社員の方、仕事中だと思いますが、かなり時間を割いて指導をいただいています。いいのかな?

    実際の顧客に提供するつもりで要件を決め、画面を作成していきます。ペアを組んで作業します。

    難しいという声がちらほら・・大丈夫か?

    何といってもオフィスがおしゃれで、窓からは秋田市街地が望めます。

    こういう環境で働きたいと思った人は多いのではないでしょうか。

    実際、もう声をかけられている人もいますから、チャンスですよ。

     

    今回はインターンシップ用になんと専用サーバまで用意していただいてました。さすがはサーバ屋さん。

    中身まで見せてもらいました。技術の中核ですね。

    カリキュラムから設備環境まで、至れり尽くせりの内容です。

    県内にも魅力的なIT企業があることを十分知ることができたでしょう。

    学生にはしっかりと学んできてほしいと思います。そしてこれを機に、どんどん視野を広げていってほしいです!

     

     

  • 2018.01.21

    コンピュータと数学、と聞くと多くの人はそこには密接な関係があると思うことでしょう。

    実際にはシステムエンジニアには、数学があまり得意ではない人もいれば、文系出身の人もたくさんいます。

    でもある程度数学に馴染んでいたほうが、ITの世界では役立つことが多いのも事実。

    数学が得意な人は、IT業界での活躍を目指してみませんか?

     

    実際に数学はどういった形でITに応用されているのでしょうか。

    たとえばプログラミングでは、論理や集合、整数の性質、順列や組み合わせなどの知識はよく使われます。

    またシステム戦略、システム設計など、情報システム全般に携わる人にとって、論理的なものの考え方は仕事を進めるうえで支えになることでしょう。

    もう少し高度な数学もしっかり応用があるので例を挙げると・・

    数論という分野は、ネットワーク上の暗号技術に応用されています。最近流行(?)のビットコインの世界でも・・。

    データベース技術は関係代数の考えをもとにしていますし、機械学習では線形代数学が使われています。

    VR(バーチャルリアリティー)の分野では3Dに関する開発を行ったりしますが、そこには基本的な幾何学の論理が根底にあります。

    機械やロボットをソフトウェアで制御するときは数学的な計算は不可欠で、連続的な量を扱う積分という計算を行ったりします。

    グラフ理論という分野は、大量・複雑なデータ構造を分析、処理するときの支えになります。

    また、情報システムは人間社会の不確定要素を扱うことが多いため、待ち行列理論やベイズ統計といった分野も登場します。

    ゲーム理論という、また少し変わった分野の理論も使われることもあります。

     

    高度ITエンジニア科では、当然ITを学んでいきますが、必要に応じてこういった数学の勉強もできます。

    数学が好きな人、興味ある人、あるいは学び直したい人、ITを通して深淵な数学の世界に触れ、将来の仕事に生かすという選択肢もありますよ!!

     

  • 2017.12.28

    高度ITエンジニア科ではプログラミングなどのシステム開発を主に勉強しますが、開発にあたっては要件定義設計もとても大切な要素です。

    何をどうやって作るのかが明確に示されていないためにプロジェクトが失敗する、というのは嘘のような本当のよくある話。

    1年次のオブジェクト指向設計では、まずは要件定義の基礎部分、特に概念モデリングを呼ばれる部分を行います。

    基本となるのは何といっても「クラス図」、まずはこれを正しく書けるようになることが重要です。

    プログラミングが得意な人でも、最初は難しいようです。でも、初めてでもしっかり時間をかけて練習するので大丈夫。

    むむ、まだ怪しいところもありますが、クラス図の基本的要素である属性、関連、多重度、継承が徐々に身についてきたようです。

    実際のプロジェクトでは、複数の人が議論をしながら設計を進めていきます。要件定義の段階では、顧客と議論してお互いに正しく意識を合わせることが非常に重要になります。

    したがって高度ITエンジニア科では、グループでしっかりコミュニケーションをとり、時には教え合ったりしながら学習を進めていきます。

    良いアイディアを出し合って、綺麗な設計に仕上げていくのも楽しいものですね。

    本校はETロボコンに参加していますが、実はこの競技、設計(モデリング)も大事な要素で、競技の半分のウエイトを占めます。

    情報システムだけでなく、ロボット制御でもネットワーク構築でも、何でも設計は大事ということですね。

    ETロボコンには2年次から参加するので、来年に向けて今のうちに基礎固めしておきましょう!

     

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