ブログ
ブログ一覧 (全1516件中 1363件目~1365件目を表示)
-
2018.01.14
情報システム科アプリ開発コースで学ぶプログラミング言語は、広く使われているJavaがメインですが、今ホットなのはやはりPython(パイソン)でしょう。
PythonはWebだけでなく、端末上で動作するアプリケーションや、大量データの統計処理を必要とする人工知能などでも広く使われています。
文法がシンプルでライブラリも使いやすく、初心者でも取り組みやすい特徴があります。
アプリ開発コースでは、IoTの授業でPythonを使用しています。
慣れてくるとサクサク書ける例として、配列(Pythonではリストと呼びます)の要素をすべて100倍する処理を考えてみます。
a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97]
これを100倍して
[53.0, 64.0, 80.0, 97.0]
と表示させてみます。いろいろなやり方があります!
- 普通にループで処理する
- 関数を使う
- 無名関数を使う
- リスト内包表記を使う
- NumPyライブラリを使う
まずは普通にループ(for文)で書いてみます。次のようになります。
a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97] b = [] for i in a: b.append(i * 100) print(b)
次はmapという関数を使う例です。map関数の第一引数に、リストの各要素に施したい処理を与えます。
a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97] def multiply(x): return x * 100 print (list(map(multiply, a)))
ここでは、multiplyという関数を定義し、関数自体をmapの引数に与えてやりました。
さらに、わざわざ関数を定義するのも面倒だというときは、無名関数を使うことができます。
a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97] print (list(map(lambda x : x * 100, a)))
たったこれだけになりました!
ただ、カッコが多くて見ずらいかもしれません。Pythonにはリスト内包表記という記述方法もあります。リストを表す[ ]の中に算術演算や論理演算を記述することができます。
a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97] print ([x * 100 for x in a])
かなりすっきりしてしまいましたね。
最後は、Pythonの数値計算ライブラリであるNumPyを使う方法です。次のようになります。
import numpy as np a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97] b = np.array(a) print (list(b * 100))
一度NumPy用のリストに変換しているので先のコードより長いですが、やっていることは極めて単純で、リストに数値を掛けているだけです。つまり、ベクトルや行列をスカラー倍するイメージで記述できてしまうということです。
簡単な処理の一例を見てみましたが、いろいろなやり方で書けるのも魅力のプログラミング言語です。Python使いになって、ワンランクレベルの高いプログラマーを目指してみませんか!?
-
2018.01.12
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
来週からいよいよ授業再開となり、学生たちが心も
体もリフレッシュして勉強に向かいます。
さて最近、会計や税務でも新たなことが紹介されました。
タイトルにある仮想通貨についてです。
商業取引で新たな取引が生まれると、それについて新たな
会計や税務の処理が生まれます。
今では日商簿記検定1級で当たり前に出題されている
外貨建、デリバティブ、ファイナンスリース、税効果、
キャッシュフロー等も数十年前に生まれてきました。
仮想通貨も近い将来簿記検定の試験範囲になるだろうと
感じてます。
新年にあたり、新しい会計・税務処理をご紹介しました。
-
2018.01.09
医療事務科の舘岡です(*^^)
新年おめでとうございます。
今年も「秋コア」を
どうぞよろしくお願いいたします(^_^)/さて早いもので、来週から授業スタートです。
医療事務科は、
2年生は卒業研究の追い込み&2月8日の卒研発表会に向けての練習
1年生は休み明けから検定試験ラッシュになるので、資格取得に向けて勉強三昧
となります。冬休みは、それぞれ楽しく過ごしてリフレッシュできたことと思います。
休み明けから、やるべき事を見極めて、計画的に頑張っていきましょう(*^-^*)