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  • 2018.01.21

    コンピュータと数学、と聞くと多くの人はそこには密接な関係があると思うことでしょう。

    実際にはシステムエンジニアには、数学があまり得意ではない人もいれば、文系出身の人もたくさんいます。

    でもある程度数学に馴染んでいたほうが、ITの世界では役立つことが多いのも事実。

    数学が得意な人は、IT業界での活躍を目指してみませんか?

     

    実際に数学はどういった形でITに応用されているのでしょうか。

    たとえばプログラミングでは、論理や集合、整数の性質、順列や組み合わせなどの知識はよく使われます。

    またシステム戦略、システム設計など、情報システム全般に携わる人にとって、論理的なものの考え方は仕事を進めるうえで支えになることでしょう。

    もう少し高度な数学もしっかり応用があるので例を挙げると・・

    数論という分野は、ネットワーク上の暗号技術に応用されています。最近流行(?)のビットコインの世界でも・・。

    データベース技術は関係代数の考えをもとにしていますし、機械学習では線形代数学が使われています。

    VR(バーチャルリアリティー)の分野では3Dに関する開発を行ったりしますが、そこには基本的な幾何学の論理が根底にあります。

    機械やロボットをソフトウェアで制御するときは数学的な計算は不可欠で、連続的な量を扱う積分という計算を行ったりします。

    グラフ理論という分野は、大量・複雑なデータ構造を分析、処理するときの支えになります。

    また、情報システムは人間社会の不確定要素を扱うことが多いため、待ち行列理論やベイズ統計といった分野も登場します。

    ゲーム理論という、また少し変わった分野の理論も使われることもあります。

     

    高度ITエンジニア科では、当然ITを学んでいきますが、必要に応じてこういった数学の勉強もできます。

    数学が好きな人、興味ある人、あるいは学び直したい人、ITを通して深淵な数学の世界に触れ、将来の仕事に生かすという選択肢もありますよ!!

     

  • 2018.01.19

     

     ビジネスキャリア科一年の@rinusです。

     冬休みも終わり今週から学校が再開しました。

     ビジネスキャリア科は1月、2月に検定やインターンシップなど

    様々な行事が控えていて、勉強や準備で忙しい時期に入りました。

     そんな忙しい時に私が息抜きとしてしていることは「読書」です。

      とりわけ小説を読むのが好きで、冬休み中は

     5~6冊ほど読みました。

      学校が始まってからも通学の電車の中などで

     読んでいます。

     今年は就職活動も始まってくるため今後さらに忙しくなりますが、

    息抜きも忘れずにしっかり頑張っていきたいです。

  • 2018.01.14

    情報システム科アプリ開発コースで学ぶプログラミング言語は、広く使われているJavaがメインですが、今ホットなのはやはりPython(パイソン)でしょう。

    PythonはWebだけでなく、端末上で動作するアプリケーションや、大量データの統計処理を必要とする人工知能などでも広く使われています。

    文法がシンプルでライブラリも使いやすく、初心者でも取り組みやすい特徴があります。

    アプリ開発コースでは、IoTの授業でPythonを使用しています。

    慣れてくるとサクサク書ける例として、配列(Pythonではリストと呼びます)の要素をすべて100倍する処理を考えてみます。

    a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97]

    これを100倍して

    [53.0, 64.0, 80.0, 97.0]

    と表示させてみます。いろいろなやり方があります!

    1. 普通にループで処理する
    2. 関数を使う
    3. 無名関数を使う
    4. リスト内包表記を使う
    5. NumPyライブラリを使う

    まずは普通にループ(for文)で書いてみます。次のようになります。

    a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97]
    b = []
    for i in a:
        b.append(i * 100)
    print(b)
    

    次はmapという関数を使う例です。map関数の第一引数に、リストの各要素に施したい処理を与えます。

    a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97]
    def multiply(x):
        return x * 100
    print (list(map(multiply, a)))

    ここでは、multiplyという関数を定義し、関数自体をmapの引数に与えてやりました。

    さらに、わざわざ関数を定義するのも面倒だというときは、無名関数を使うことができます。

    a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97]
    print (list(map(lambda x : x * 100, a)))
    

    たったこれだけになりました!

    ただ、カッコが多くて見ずらいかもしれません。Pythonにはリスト内包表記という記述方法もあります。リストを表す[ ]の中に算術演算や論理演算を記述することができます。

    a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97]
    print ([x * 100 for x in a])
    

    かなりすっきりしてしまいましたね。

    最後は、Pythonの数値計算ライブラリであるNumPyを使う方法です。次のようになります。

    import numpy as np
    a = [0.53, 0.64, 0.8, 0.97]
    b = np.array(a)
    print (list(b * 100))
    

    一度NumPy用のリストに変換しているので先のコードより長いですが、やっていることは極めて単純で、リストに数値を掛けているだけです。つまり、ベクトルや行列をスカラー倍するイメージで記述できてしまうということです。

    簡単な処理の一例を見てみましたが、いろいろなやり方で書けるのも魅力のプログラミング言語です。Python使いになって、ワンランクレベルの高いプログラマーを目指してみませんか!?

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